天然理心流は、江戸期以前の剣術派としては比較的新しい流派の一つであります。
剣術も時代に合わせながら進化進歩しています。そのことは先達のよい部分を集大成出来たことが有ります。
天然理心流は、主に剣術、柔術、棒術、の三部門で構成された総合武術で有り、付随するものとして、居合術、
気合術、活法、殺法等が有ります。
心武館の系譜
心武館は、当流二代目の宗家 近藤三助の弟子で有る松﨑正作の流れをくみ、正作の息子、和多五郎のの弟子であった井上才市則清が、東京都あきる野市に明治二十二年に開いた道場で今日に至るまで、
剣術の全ての技法が失われることなく受け継がれております。
現、心武館館長は井上家当主の義弟にあたる、大塚篤師範が四代目館長として継承しております |
