小笠原流 飯盛宮当流 流鏑馬保存会 


連絡先   飯盛神社社務所内
稽古場所  福岡市西区 
電話番号  092-811-1329
E-mail    iimori@msb.biglobe.ne.jp  


  由 来

  天保九年(一八三八)唐津小笠原藩初代小笠原長昌公の時代、
時の弓馬術指南役今村嘉内より小笠原流流鏑馬の式法を伝授された当社産子、羽根戸村に在住する青栁七右衛門の手に依り代々継承されて来たもので有ります。
 戦国乱世の御代も治まり、徳川八代将軍吉宗公により鎌倉鶴ヶ岡八幡宮のご宝前に於いて流鏑馬の式が復活され、爾来各藩に於いても盛大に奉納されてきました。
 当社の記録にも慶安の頃より流鏑馬の式始まる、と有り筑前国続風土記拾遺にも青栁家の射手の名が見え、又神社拝殿にも天保十三年九月重陽吉日に奉納された御神弓が今に掲額されており、当社の一大神事として継承されて来た事が伺えます。
 現当主榊家は元々青栁の末裔家筋にて、初代七右衛門より代々流鏑馬の式を継承して来た事が判り、流鏑馬の式・馬場の仕様等、又系図をも受け継いでおります。
 秋十月九日(旧暦九月九日重陽の節)午後二時、流鏑馬射手三名を中心に法螺貝の合図を先頭にして、神官・的奉行・平射手の馬ノ口取り、そして諸役等凡そ六十名の行列にてお潮井取りの行列から始まります。その後お潮井を神前に奉納し、五穀豊穣国家安泰の祈願を捧げます。


 


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